設備設計ひろば
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19/08/01 時間レンタルソフト「CADCity電設」Ver.23.00リリース
Ver 23.00 の新機能および修正項目です。

● CADCity電設 Ver.23.00 機能紹介 ●

基本機能 ファイル 編集 建築 電設 配管 作図 補助 ウィンドウ


基本機能
  • 新元号対応

    2019年5月1日に元号が「平成」から新元号に変更となる事に伴い、CADCity 上で表示される和暦について対応を行いました。Microsoft の新元号対応アップデートにより、自動で新元号に対応いたします。

  • Direct2D表示速度向上

    Direct2Dモードの図面処理速度が向上しました。大量のグループ要素及び寸法グループ要素が含まれている図面のズームイン・アウトのほか、ダイナミックハイライト及び点検出の表示速度がアップしています。

  • 高解像度モニター対応

    3K や 4K の高解像度モニターを使用すると、右パネルや CSB などが解像度に準じるため小さく見え操作がしづらくなります。[補助/システム設定−表示]でアイコン・メニューのサイズを[拡大サイズ]に指定すると、下記項目のサイズを自動で大きくする(固定値で約2倍)ことができ、操作しやすくなります。

    【本バージョンで新たに高解像度表示に対応した項目】

    • ツールビュー
    • シートタブ
    • 各種ガイドチップ(ダイナミックハイライト、ビジュアルマウス、マウスグリッド、変形/移動量、属性表示など)
    • マウスカーソル*

    【以前のバージョンで既に対応済みの項目】

    • アイコンメニュー、プルダウンメニュー、右パネル、CSB、メッセージバー、右パネルの設定ボックス標準サイズ拡大サイズ

    * マウスカーソルのサイズ変更は[補助/システム設定−カーソル]で設定します。「拡大サイズカーソルを使用する」を有効にすることで、縦横のサイズがそれぞれ2倍に拡大されます。


ファイル
  • DXF/DWG入力

    AutoCAD の改行されたマルチテキストを CADCity の文字BOXに変換し入力できるようになりました。

    AutoCAD の改行されたマルチテキストを CADCity の文字BOXに変換し入力

    これまでマルチ引出線の線端形状はイメージに変換され入力されていましたが、CADCity の線端形状として入力できるようになりました。

  • DXF/DWG出力

    文字・寸法要素を前面に、また塗りつぶし要素を背面に、それぞれ表示順序を指定して出力できるようになりました。塗りつぶし要素の下に文字や寸法が隠れてしまう現象を回避できます。
    塗りつぶし要素の下に文字や寸法が隠れてしまう現象を回避

    [変換条件設定/全般]の「青枠内、要素のみ出力する」と「青枠で切り取る」両方にチェックを入れると、本システムの作図エリアの青枠の外側にある要素を切り取って出力できるようになりました。「青枠内、要素のみ出力する」のみにチェックの場合は青枠外にはみ出ている要素は出力されます。
    [変換条件設定/全般]の「青枠内、要素のみ出力する」と「青枠で切り取る」
    枠外にはみ出ている要素は出力

  • Jw_cad入力

    [変換条件設定/JWW線色・線種・線幅]に、Jw_cadのファイル(*.jww)に保存された背景色を変換後の図面に反映できる設定を追加しました。[システム設定/色彩−背景色設定]の「図面ごとの背景色を有効にする」がオンの場合に有効です。
    保存された背景色を変換後の図面に反映できる設定を追加しました。

  • シンボル配置

    パス設定を利用して、シンボルファイルごとに作図レイヤーを指定できるようになりました。
    シンボルファイルごとに作図レイヤーを指定できるようになりました。

  • 部品配置

    部品ファイルを開いた際に表示されるメッセージを、次回以降表示しない設定を追加しました。
    次回以降表示しない設定を追加しました。

  • 連続出力

    出力ドライバを選択できるプルダウンメニューを追加しました。[出図]コマンドのドライバ設定を参照し、リスト表示します。「用紙ごとの機種」有効時は、その設定が優先され、プルダウンメニューは操作できなくなります。
    PDF(ベクトル)の一括入力に対応

  • 連続出力

    ファイル出力の場合、用紙サイズがその他(設定した用紙以外)のときに、別途出力先のフォルダを指定できるようになりました。
    PDF(ベクトル)の一括入力に対応


編集
  • 切断

    円・楕円要素を2 点指示で切断出来るようになりました。


建築
  • インサート

    記号サイズを縮尺に合わせて自動的に調整する設定を追加しました。


電設
  • 配線修正

    角度自動切替の場合に5度刻みで編集する設定を追加しました。従来の90度、105度、 120度、135度に加え、95度、100度、110度、115度、125度、130度に変更できます。
    配線修正01 配線修正02

    ※「角度自動切替」と「5度刻みに自動切替」がオンの時に有効となります。

  • 撤去記号

    設定DLBをより分かりやすく修正しました。また、参照ボタンで撤去対象要素の作図コマンドを参照できるようにしました。
    撤去記号撤去対象要素の作図コマンドを参照できるようにしました。

  • 照度情報配置

    技術計算30年版の照度計算書ファイルに対応しました。

  • LP情報出力

    「スタイル設定−計算条件」の反射率(天井・壁)の参照機能を追加しました。
    LP情報出力01

  • 技術計算30年版

    技術計算30年版に対応しました。詳細は「技術計算30年版の新機能」のページを参照ください。

    電路計算書(幹線用/分岐配線用)の「CAD」ボタンから CADCity の配線計測コマンドを直接起動できるようになりました。
    オプション版のみの機能です。


配管
  • 配管集計

    集計結果ダイアログのサイズを変更できるようにしました。


作図
  • 寸法一括更新

    寸法のスタイルを一括更新できる新コマンドです。平行寸法とオフセット寸法に対応しています。
    平行寸法とオフセット寸法に対応しています。

  • 文字分解

    文字分解の精度指定を3 段階から11 段階に拡張しました。これまでより細かい精度で分解が可能となりました。
    文字分解の精度指定を3 段階から11 段階に拡張しました。


補助
  • グループ作成

    グループ作成時のグループ名入力ボックスがコンボボックスになり、入力履歴を保持できるようになりました。また、テキストファイルで作成したグループ名のリストを読み込み、[定型]から呼び出すことができるようになりました。
    入力履歴を保持できるようになりました。

  • システム設定−色彩

    参照ラバーの表示色を変更できるようになりました。参照ラバーとは、接円や線分の通過点モードの通過点指定後の、始終点指定時に表示されるラバーです。
    参照ラバーの表示色を変更できるようになりました。

  • システム設定−検出

    端交点などににカーソルを合わせると、検出マーカーとその関連要素がハイライト表示される設定が追加されました。このとき検出マーカーは「×」形状になります。このマーカーの色は変更することができます。本設定がオンの場合は、検出点種別の「中心点要素同時ハイライト」は非表示となります。
    検出マーカーとその関連要素がハイライト表示される設定が追加されました。


ウィンドウ
  • 整列

    「上下に並べて表示」、「左右に並べて表示」の2つのコマンドが追加されました。



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